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久留米市で不動産売却を検討中の方へ方法は?失敗しないコツと選び方を紹介

古賀 聖二

筆者 古賀 聖二

不動産キャリア20年

売買担当。不動産に係る事は何でもご相談ください。
分かりにくい業界の事を出来るだけ分かりやすく。をモットーに頑張ります。



不動産の売却は、人生の中でそう何度も経験するものではありません。「住み替えを考えているけれど、今の家はいくらで売れるのだろう」「売却にはどんな方法があるのか分からない」など、不安や疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。本記事では、久留米市で不動産の売却を検討されている方に向けて、知っておきたい相場や傾向、売却方法の選び方、手続きの流れまでを分かりやすく解説します。はじめての方でも安心して一歩を踏み出せるよう、お役に立てる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

久留米市の不動産売却を始める前に知っておきたい相場感と傾向

久留米市で不動産売却を検討している方に向けて、戸建て・マンション・土地の売却相場の概要と最近の動向をまとめてお伝えします。

物件種別推定相場(築10年・70㎡)前年同月比
一戸建て約1740万円(坪単価約82万円)約+3.3%
マンション約2522万円(坪単価約119万円)約+9.1%
土地約600万円(坪単価約10万円)(※60坪程度)約−2.7%

上記の数値は、久留米市での代表的な条件(築10年、専有または延床面積70平方メートル)をもとにした推定相場です。一戸建ては約1740万円、マンションは約2522万円、土地は約600万円となっており、それぞれ坪単価も参考指標として掲載しています。いずれも最新の情報に基づいています。(※特に土地はエリア及び条件によって異なります。)

一戸建てとマンションは前年同月比で上昇していますが、土地はやや下落傾向です。特にマンションは約9.1%の上昇幅があり、資産価値が高まっている傾向がうかがえます。

さらに、マンション売却価格の平米単価を国土交通省のデータから見ると、2024年1~3月の平均は1平方メートル当たり約23万7千円で、前年比では約13%の上昇となっています。これを70平方メートルで換算すると約1657万円となり、築10年前後の物件とも整合しています。

つまり、戸建てもマンションも相場は上昇基調にあり、売却のタイミングとしては好条件である可能性があります。ただし土地は下落傾向なので、特に土地売却を検討されている方は相場を慎重に見極める必要があります。

目的別に選ぶ売却方法 ― 高く売るか、早く売るか

久留米市で不動産売却を検討している皆さまには、「できるだけ高く売りたい方」と「急いで現金化したい方」という異なるご希望があるかと思います。この二つのご希望に応じて選べる代表的な売却方法として、「仲介売却」と「不動産買取」があります。それぞれの流れやメリット・デメリットをわかりやすく整理し、ご希望に応じた選択ができるよう、ご案内いたします。

売却方法メリットデメリット
仲介売却市場価格に近い価格で売却できる可能性が高い・価格設定や交渉に柔軟性がある売却完了まで時間がかかる・仲介手数料が必要・内覧対応など手間がかかる
不動産買取すぐに現金化できる・仲介手数料が不要・引き渡し後の責任が軽減されることもある市場価格より低めの査定額になる傾向・買取に対応する業者が限られることもある

まず「仲介売却」の流れについてご説明します。売主様が不動産会社と媒介契約を結び、物件の広告・販売活動を行います。購入希望者の内覧対応や交渉を経て契約成立となります。価格交渉の余地があり、市場に出して高値を狙うスタイルです。そのため、できるだけ高く売却したい方には向いている方法です。一方で、売却成立までに数か月~1年程度かかることがあります。また、売却成功時には仲介手数料が必要で、売却後の契約不適合責任を負うことになる場合もあります 。


次に「不動産買取」の流れです。こちらは不動産会社が直接買い取る方法で、査定後すぐに売買契約・引き渡し、決済へと進むため、早期の現金化が可能です。仲介手数料がかからず、仲介特有の内覧準備や対応の手間が不要であるため、早く、かつ手間を少なく進めたい方に適しています。また、引き渡し後に発覚した契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)を免除されるケースもあるため、安心感があります。しかしながら、相場より3~5割程度低い価格での査定となることが一般的です。また、買取に対応する不動産会社や物件が限られる場合もあります 。


以上より、ご希望のスタイルに応じた選択が明確になります。「高く売りたい」方には仲介売却、「できるだけ早く・手間少なく売りたい」方には不動産買取をおすすめいたします。当社では、売主様のご希望や状況を丁寧におうかがいしたうえで最適な売却方法をご提案いたしますので、安心してご相談ください。

媒介契約の種類と選び方のポイント

不動産を売却するとき、不動産会社との間で交わす「媒介契約」には三つの種類があります。それぞれ特徴が異なるため、売却の目的に合わせて選ぶことが大切です。

まず、一般媒介契約は、複数の不動産会社に同時に売却を依頼できる自由度の高い契約です。また、売主が自ら買主を見つけた場合には、仲介を通さず直接売却する事ができます。ただし、個人間売買には注意が必要な点があります。また、複数の不動産会社との個別の交渉が必要ですし、売主に対して販売活動の報告義務がないため、売却活動の状況が見えづらいという点には注意が必要です 。

次に専任媒介契約は、一社に絞って委託し、その会社よりほかの不動産業者へ紹介していく契約です。他社への依頼はできませんが、売主自身が買主を見つけた場合には自己発見取引として、一般媒介と同じく仲介手数料を回避し直接売却できます 。不動産会社は契約締結後7日以内に「レインズ」に登録し、販売活動の進捗について2週間に一度以上の報告義務があります 。

そして専属専任媒介契約は、さらに厳格な形です。一社へ専任する点は専任媒介と同様ですが、売主が自分で買主を見つけた場合にも必ず不動産会社を通さなければ契約できず、仲介手数料が必ず発生します 。さらに、レインズへの登録は5日以内、報告は1週間に一度以上と、最も積極的な対応が求められます 。

以下に、三つの媒介契約の特徴を比較した表をご用意しました。判断の参考にしてください。

契約の種類 複数業者への依頼 自己発見取引 報告義務 レインズ登録
一般媒介契約 可能 可能 なし 義務なし
専任媒介契約 不可(1社) 可能 2週間に1回以上 締結後7日以内
専属専任媒介契約 不可(1社) 不可 1週間に1回以上 締結後5日以内

どちらの契約を選ぶかは、売却の目的次第です。例えば、できるだけ早く売りたい、販売状況を細かく把握したいという方には、活動が手厚く報告義務がある「専属専任媒介契約」や「専任媒介契約」が向いています。一方、「複数の販売ルートを活用したい」「自己発見の可能性も残したい」という方には「一般媒介契約」が適しているでしょう。

売却を円滑に進めるためのステップと注意点

久留米市で不動産売却をお考えの方が、安心して手続きを進められるように、以下の流れと注意点を整理しました。各ステップの順序と要点を明確にご案内いたします。

ステップ内容注意点
① 相場確認・資料準備国や公的なデータ、近隣の取引事例などから売却可能額を把握します過度に希望的な金額設定では判断を誤るおそれがあります
② 査定依頼(机上・訪問)物件の状態や設備などを詳しく調べた査定結果を参考に価格帯を把握します査定価格の根拠は必ず確認し、不明点は質問しましょう
③ 媒介契約の締結不動産会社との正式な仲介契約を結びます契約内容や報告頻度、契約期間などを契約書で確認しましょう
④ 販売活動・内覧準備広告やネット掲載を通じて買主を探します。内覧時は物件を清潔に整えて印象を良くします生活臭や散らかりは評価を下げる要因となりますので注意が必要です
⑤ 売買契約合意に達した買主と契約を締結します手付金額・引き渡し時期・条件などは書面で明確にしてください
⑥ 決済・引き渡し代金を受領し、登記など正式に所有権を移転します住宅ローン残債がある場合は抵当権抹消の手続きも必要です
⑦ 確定申告・税務手続き譲渡所得に応じて確定申告を行い、納税を済ませます特例(例:住まいの3000万円控除)の適用要件を事前に確認してください

なお、不動産売却にかかる手続き全体の流れは上記のとおりで、整理して進めることが大切です。特に書類準備(登記事項証明書、図面など)、引き渡し前の整備や搬出準備、税制上の優遇措置(譲渡所得に関する特例や所有期間による税率の違いなど)について、事前に把握しておくと安心です。また、確定申告の期限は翌年の2月中旬から3月中旬ですので、余裕をもって準備を進めましょう。

まとめ

久留米市で不動産の売却を検討されている方に向けて、相場やエリアごとの動向、売却方法の違いや契約形態など、知っておきたい大切なポイントを解説しました。売却を成功させるためには、事前に情報を整理し、自分の希望や状況に合った方法を選ぶことが重要です。各ステップでの注意点を理解しておくことで、手続きもスムーズに進みます。大切な不動産を手放すからこそ、安心して進められる準備を心掛けてください。

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